医療法⼈社団 中成堂⻭科医院 | ⼤正時代から埼⽟県川越市にある⻭科医院

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私の健康法(2) ダイエット ~2ヶ月で10キロ減~

2005.06.10 ブログ

以前、日誌の中で、「禁煙には成功したが太ってしまった」いうことをお話しさせていただきました。ニコチンからは脱出できましたが、そのおかげでご飯がおいしくて、だいぶ(10キロくらい)ふくよかになったというか恰幅が良くなったというか、要は太ってしまったわけです。健康になるためにタバコをやめたのに、今度は肥満、高血圧、コレステロール、中性脂肪といったいわゆる生活習慣病との戦いが始まったのです。歯科医というのは仕事中もあまり動かないですし、私の場合、自宅と歯科医院は徒歩10歩ということもあり、運動不足になりがちです。食事は美味いし、酒は増えるし、運動はろくにしない。こうした3拍子揃った状況により、あっという間にぶくぶくいってしまいました。そこで、「このままではいかん!!」とダイエットを決意し、今年の2月から2ヶ月で10キロ落とすことに成功したのです。
しかし、実を言うとダイエットを試みたのは今回が初めてというわけではありません。過去にも何度かチャレンジしたことがありました。例えば、カプサイシン(唐辛子)ダイエット。これは食後に飲むだけで痩せるというもので、2週間くらいやってみましたが、全く効果なし。次は、運動療法。駅前のジムの会員になり、マシントレーニングやスイミング、サウナなどを組み合わせて健康的な汗を流しましたが、いかんせん週に一回しか通えなかったことと運動後のビールの美味さによって成功には至りませんでした。また、息子と一緒に早朝のウォーキング、ジョギング、サイクリングなどもやってもみましたが、花粉症の季節になったことなどを理由に長続きはしませんでした。そんなこんなで、体重は増加の一途をたどり、体脂肪体重計が示す体年齢はまさかの46歳!?(ちなみに当時の私は36歳)。久し振りに会う友人からは「なんか、会うたびに横に大きくなってねえか?」と言われる始末。特に年末年始は爆飲爆食の毎日に明け暮れ、夜眠っているときも自分の体の重さに疲れて目が覚めたり、腰痛、肩こりもひどくなっていきました。
そんなときに迫って来たのが、3月20、21日に10年振りに行われる大学の同窓会。「よしっ。それまでに絶対に痩せてやる!」と決意して向かったのが、いつもお世話になっているナイス薬局さん。ここで奨められたのが‘ファスティング‘という健康法。この健康法は毒素を排出することにより体の中からきれいにしていくというものです。しかも、その副産物として体重が落ちるとのこと。生活習慣病という見えない敵を相手に戦っていた私にはまさにうってつけの健康法でした。そして、まあほぼ説明どおりにファスティングを行ったところ、2週間で4キロ、ひと月で7キロ、ふた月で10キロとみるみる体重は落ちていきました。しかも必要な栄養素は十分に含まれているため、体重減によるふらつき、めまい、やる気レスといった症状もありませんでした。さすが、薬剤師さんもお奨めの健康法。おかげで同窓会でも「10年たっても全然変わらないね」との声が聞かれました。ありがとう!ファスティング!!。
体重が減ったことにより、肩こり、腰痛、疲れやすいといった症状も無くなり、大満足です。定期健診でお見えになる患者さんからは「先生、すっきりしたね。一時はぱんぱんになっちゃってどうなるかと思っていたんですよ」とのお言葉。定期健診のたびに太っていってないかどうかチェックしてくれるそうです。そういう意味でも、今後はリバウンドが心配ですが、ファスティングの良い所は、体質そのものが改善されるので、脂肪のつきにくい体になること。おかげで今のところ大丈夫そうです。しかも、こうしてホームページにも載せてしまったので、もう元に戻るわけにはいきません。何年か後、私はこうして生活習慣病に罹ったという日誌を書かなくてすむように頑張りたいと思います。